ご存知の人も多いと思うが、その名前の由来については面白い話しがある。
オーストラリアに来た西洋人が初めてカンガルーを見て「あの動物は何と言うのか?」と現地人に尋ねたところ、訊かれた現地人は「(外国語が?)わからない」という意味の「カンガルー」と答え、それがこの動物の通称として広まった・・・という有名な逸話がある。
しかし、これは俗説であり、実際は現地語で「跳ぶもの」を意味する「gangurru/ガンガルー」が変化して「カンガルー」になったというのが本当らしい・・・ただ、オーストラリアに住む現地人にも色々な部族があり、全ての部族がそう呼んでいたわけでもないようだ。
そして、カンガルーと言えば「ボクシング」というイメージが強い動物でもあるが、実際は腕を使って戦うようなことはなく、強いジャンプ力を持った足が武器だという。
日本では長野県・須坂市動物園にいたアカカンガルーのハッチ(残念ながら2009年に亡くなった)がTVの動物番組で紹介され、子供たちの人気者になったが、子供だけでなく大人たちにも人気であったのは、草原などでくつろぐ彼らの姿が妙に人間臭いと言うかオヤジ臭いところに親近感を覚えたからかもしれない。
◆お薦めの本→カンガルー・ハッチのおやじな毎日
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