Translate

2013年5月22日水曜日

猫の血液型/Blood type of cats


行きつけの動物病院で聞いた「猫の血液型」のお話し・・・
猫にも人間と同じ様に血液型があるが、猫の場合はA型、B型、AB型の3タイプしかなく、しかも殆どの猫がA型(猫の種類によってはA型しかいないものもある)で、B型は少数派、AB型になると稀・・・珍しいくらいなんだそうだ。


人間に限らず動物の医療技術や施設も充実している現代だから、手術などで輸血が必要なときは薬メーカーや血液センターのような供給体制が整っているのだと思いきや、血液の確保は各動物病院次第だと聞いて驚いた。

そのため、病院では血液を提供してくれる若くて健康な「供血猫」を確保しているのだという。

数が多いA型は別にして、圧倒的に少ないB型やAB型の猫を見つけるのは一苦労だそうで、日頃から猫の飼い主さんとのコミニュケーションや情報収集が大切だとか。


猫も人間のように血液型で性格が違うかどうかは定かでないが、猫の仕草を見ていると神経質で警戒心が強く、日頃から几帳面に身体を舐めて手入れをするキレイ好きなところは、一般的に言われるA型の性格と同じで「やっぱり・・・」とうなずいているのは私だけだろうか・・・(^ ^ ;


★大切なペットが万一病気になっても安心して病院に通える準備はできてますか?
 

【本間アニマルメディカルサプライ GOLD】
日本最大の動物病院サポート・本間獣医科医院だから人気商品が格安!


2013年5月16日木曜日

ウグイス/UGUISU

ホーホケキョ」という美しいさえずりが特徴のウグイス・・・日本で春の訪れを告げる声のひとつだ。
しかし、このウグイスほど一般のイメージと異なることの多い鳥も珍しい。


その透き通った声音や野球場、選挙などでアナウンスをする女性を「ウグイス嬢」と言うことから、さえずるのは当然メスなんだろうと思いきや意外にもオスだと言う。
しかも、繁殖期のオスがメスへのラブコールで「ホーホケキョ」とさえずるようで、繁殖期を過ぎると普段は「チャッ、チャッ」と鳴くそうだ。

日本では花札にもあるように「梅にうぐいす」という取り合わせが一般的になっているので、梅の木にとまってウグイスがさえずるというイメージが強いが、実際は警戒心が非常に強くて藪の中でさえずっていることが多く、その姿を見るのは難しい。


また、花札のイメージからか、ウグイスは鮮やかな緑や深緑だと思っている人が多いようだが、本当のところは茶と黒が混ざったような、くすんだ緑色(鶯色)をしている。

こんなに実際の姿とイメージが違うとなれば、ウグイスには申し訳ないが、さえずりだけを聴いてイメージした方が春の風景にはピッタリと言えなくもない。


                                        【メジロ】


ちなみに、同じ頃に梅の木にとまっている姿が見受けられ、ウグイスとよく間違えられるのは、鮮やかな緑色に目の周りが白い「メジロ」で、好物の梅の花の蜜を求めて梅の木にとまっているのだそうだ。




☆鳥たちがマイホーム探しで頼るのは誰?→TiMEin Movie

2013年5月11日土曜日

カンガルー/Kangaroo

カンガルーと言えばコアラと共にオーストラリアを代表する動物で、メスが子供をおなかの袋に入れた姿やジャンプしながら猛スピードで駆けて行く姿が印象的だ。

ご存知の人も多いと思うが、その名前の由来については面白い話しがある。


オーストラリアに来た西洋人が初めてカンガルーを見て「あの動物は何と言うのか?」と現地人に尋ねたところ、訊かれた現地人は「(外国語が?)わからない」という意味の「カンガルー」と答え、それがこの動物の通称として広まった・・・という有名な逸話がある。

しかし、これは俗説であり、実際は現地語で「跳ぶもの」を意味する「gangurru/ガンガルー」が変化して「カンガルー」になったというのが本当らしい・・・ただ、オーストラリアに住む現地人にも色々な部族があり、全ての部族がそう呼んでいたわけでもないようだ。


そして、カンガルーと言えば「ボクシング」というイメージが強い動物でもあるが、実際は腕を使って戦うようなことはなく、強いジャンプ力を持った足が武器だという。

日本では長野県・須坂市動物園にいたアカカンガルーのハッチ(残念ながら2009年に亡くなった)がTVの動物番組で紹介され、子供たちの人気者になったが、子供だけでなく大人たちにも人気であったのは、草原などでくつろぐ彼らの姿が妙に人間臭いと言うかオヤジ臭いところに親近感を覚えたからかもしれない。

◆お薦めの本→カンガルー・ハッチのおやじな毎日